応用情報技術者試験合格しました。
この春行われた応用情報技術者試験に見事合格することができました!!゚+。(o’д’ノノ゙☆パチパチパチ。+゚
やったぜ。
試験に合格するとこんな合格証書が送られてきます。
合格の発表そのものは3週間くらい前にあったのですが、これが到着したのが最近でした。
平成9年生まれの18歳(執筆時点)なので現在高専4年。
自分の専攻は電気電子工学科で、主に回路の作成は行わずひたすら電気回路や電磁気と呼ばれる見えないものについてひたすら計算を行っております。
情報に関してはほとんど学んでおらずやったものといえば、論理回路をかじった程度と変調方法など。
プログラミングもCでポインタを舐めた程度でどこかに吹っ飛んで行きました。
ということで、ほぼ独学で試験に挑みました。
どれぐらい難しいかといえば、経済学部の学生が電験3種に合格するくらい難しいらしいです。
で、気になる成績
こうなりました。
マネジメントが10問しか無いとはいえ、満点なのがわけがわかりません。
ほかも分野ごとで合格点に達しているのでいいことにしておきましょう。
前回(26年秋)落ちています。
前回と今回の成績を比較すると以下のようになります。
前回 今回
午前 80 → 71
午後 50 → 69
午前問題は前回も全く問題なかったので、午後試験を集中して攻略することを念に置きました。
合格してブログ記事にしたからには攻略方法を書きます。
このような手の記事の一番重要な所。
参考書はこの3冊だけで乗り切りました。
半分くらいアマゾンの中古。
こいつと
こいつと
これ。
「情報処理教科書」をメインに読み込んでたまに「午後対策」、「過去問」で最終確認というスタイルを取りました。
正直今回使用した「情報処理教科書」は初学者の方にはあまりお勧めできません。というのも、説明の内容が初心者向きではなく、ある程度勉強をしている方でないと理解が難しくなる部分があります。
逆に基本情報を既に取得している方であれば、本書の内容も理解がしやすく問題はないと思われます。
あと「過去問」は必須。
公式サイトでも配布されていますが、本になっているものだと解説が細かく掲載されているので、理解をより深めることができます。
午前の攻略法
午前は4択なのでとりあえず解く!!!!
過去問でもなんでもいいから問題演習を行うとだんだん出てくる問題の傾向が把握できます。
あとは、過去問が比較的使いまわされることが多いので一度解いておくと「この問題進研ゼミで解いた事ある!!」のようになります。
午後の攻略法
今回の試験は問題にとても救われています。
選択した分野は以下のとおり。
- 情報セキュリティ
- 経営戦略
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
「情報セキュリティ」が必須なのは置いておいて、他がだいぶ文系に偏っています。
逆に文系の分野で選んでいないのが「システム監査」のみ。こればっかりは体験したことがチリ1つ分も無いのでハナから捨て問題です。
なぜ文系科目を選んだか
文系科目の中でも「プロジェクトマネジメント」と「サービスマネジメント」の問題はITの知識うんぬんよりも、はるかに国語の知識力が試されます。
例えば2015春の9-1には、こんな問題が出題されました :
W部長が業務担当は利用部門から専任で選出した狙いをコミュニケーションの観点から答えよ
この文章の直前には「利用部門をプロジェクトに巻き込んで一体感を生みたい」といった文言が。
実際の模範回答は「利用部門をプロジェクトに巻き込んで一体感を生むため」とそっくりそのまま直前に書かれた言葉となっております。
こんなのIT以前に国語の抜き出し問題。
論理的に考える必要もなく、この問題でしたら「利用部門」なんて書かれている場所を探せば答えに一発でたどり着けます。
こんな問題が用意されているのですが、実際に問題を解こうすると一つの大問につき4~5ページくらい用意されており、見ただけでうんざりするのも当然です。
しかし、意外とその場面を想像してみれば簡単なもの。落ち着いて解けば簡単に取れる問題なんです。
これでITパスポート→基本情報技術者試験→応用情報技術者試験をコンプ。
次の目標は当然高度試験。
でも企業に入ったらカネがもらえるらしいのでお預けです。
最後に今までに取得した情報処理技術者試験試験を。
さ〜て、次は何を受けようか。