昨日の新しいMacBookが発表されました。
従来のMacBook ProやMacBook Airと異なる点は
- MacBook Air 11inchより160g軽い920g
- Retina ディスプレイを搭載
- カラーが「シルバー」「ゴールド」「スペースグレイ」の三色展開
- 外部ポートは2つだけ – USB Type C + ヘッドホン出力
- トラックパットは新たに圧力センサを搭載
- CPUはIntelのCore Mプロセッサを搭載
- CPUファンを搭載していない
となっています。
これらについて、細かく確認していきます。
2つモデルが用意されていますが、違いは以下のとおり。
価格 | 148,800円 | 184,800円 |
---|---|---|
CPU | 1.1GHzデュアルコア Intel Core Mプロセッサ (Turbo Boost使用時最大2.4GHz) | 1.2GHzデュアルコア Intel Core Mプロセッサ (Turbo Boost使用時最大2.6GHz) |
メモリ | 8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ | 8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ |
ストレージ | 256GB PCIeベース オンボードフラッシュストレージ | 512GB PCIeベース オンボードフラッシュストレージ |
Contents
外装・重さは従来のものとどれほど違うのか?
外装は今までのMacノートブックに無かった12inchのモデルになっています。
ディスプレイはRetina!
ディスプレイは噂の通り、Retinaを搭載しており、解像度は2,304 x 1,440, 226ppiとなっています。
また、iPadやiPhoneと同じ「シルバー」「ゴールド」「スペースグレイ」の三色が存在します。
新型MacBookの重量
重さがなんと920g!!
今までのMacの中で一番軽かったMacBook Air 11inchより160g軽くなっています。
また各々のサイズは以下のとおり。
MacBook Airの11inchと比較してみます。
モデル | MacBook Retina | MacBook Air 11inch |
---|---|---|
高さ | 0.35~1.31 cm | 0.3~1.7 cm |
奥行き | 28.05 cm | 30 cm |
幅 | 19.65 cm | 19.2 cm |
重量 | 0.92 kg | 1.08 kg |
画面サイズは新型MacBookのほうが大きいのですが、全体の大きさはMacBook Air 11inchの方が大きいという結果になっています。
また、注目したいのが数字の桁数です。
新型MacBookのほうは、小数点以下2桁まで計測しており、なみなみならぬ大きさへの信念が込められている気がします。
より、薄く丈夫になったキーボード
キーボードもサイズが小さくなったことにより、大幅に進化しました。
まず、今までのパンタグラフからバタフライ構造に進化しています。
これにより、より薄く、より丈夫に、より安定性をもって、タイピングが可能になったということです。
また、キー1つあたりの面積も17%増加しています。
進化したトラックパット
トラックパットも進化しています。
新たにTaptic Engineと感圧センサーを搭載しています。
インターフェースはどう進化した?
新型MacBookはインターフェースをUSB-Cポートとヘッドフォンポートの2つしか持っていません!
今までのMacBook AirですらUSB3.0*2とThunderbolt、ヘッドホンポートに電源がありました。
ヘッドホンはオーディオの入出力に限られるので、実際に通信に使用できるポートはUSB-Cポートのみです。
このUSB-Cポートがとても万能になったようで、ディスプレイ、更には電源の供給にも使用することができるようになっています。
実際にHDMIを出力する時やなどは拡張ハブを使う必要がありそうです。
CPU & GPUには何が搭載されているの?
搭載された”Broadwell”プロセッサとは?
CPUはIntelの第5世代のIntel Core M “Broadwell”プロセッサが搭載されています。
これは 消費電力がたったの5Wであり、ものすごいエネルギー効率を実現しています。
なので、ファンレス構造にすることができ、小型化を実現できています。
また、MacBook Airシリーズに使用されているi5 4260Uは消費電力は15Wであるので、大幅に消費電力を抑えられていることがわかります。
そのため、ACアダプタも29.7Wとなっています。
バッテリーはどの程度使用できるのか?
気になるバッテリーはMacBook Air 11inchと同じく、ワイヤレスインターネット接続で9時間持ちます。
あんなに無駄をそぎ落としているにもかかわらず、段階的にバッテリーを積み重ねることによって、35%もの容量増加に成功しています。
まとめ
この記事では多くの場面でMacBook Airとの対比を載せてきました。
新しく登場したMacBookは今までのMacBook AirとiPadのちょうど中間のような性格を併せ持っています。
もう少し噛み砕けば、iPadのディスプレイにMacBook Airのキーボードを付けたものとなっています。
また、現在の価格は最小構成で144,800円となっており、今買うのには躊躇するかもしれないです。
しかし過去にはこんな事例があります。
MacBook Airが発売された当初、価格は229,800円とかなりの値段でした。
しかし現在では半額程度の112,800円と、なっています。
新型のMacBookも気軽に触れることのできる時がいつか、来るのかと思います。